像


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ウランバートルの大通りで。
韓国人彫刻家の手によるらしい、前衛的な作品。
いくつもの逆さの脚が、一つの頭を支えている。
96年になって初めて見かけた、新しい像。

ウランバートル市内に見られる石像。
これらは社会主義時代に据えられた物だろうが、
イデオロギー的色合いは感じられず、
東洋的な雰囲気で気が休まる。

ウランバートル市内、アパート前の広場に建つ像は、
そのまま子どもの遊具にもなっている。

ダルハン市内、笛を吹く少年の像。
雪の解け残る日陰の空き地の片隅で、
塗料もはがれるままに、
打ち捨てられたようになっていた。
市場経済化による混乱の続く中で、
都市景観の整備までは手が回らないのが実情。
特に地方都市ともなれば。

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